First Time at a Japanese Lounge: What to Expect
日本のラウンジが初めての方にとって、いちばんの不安は「中で何が起きるかわからない」ことだと思います。どう入って、どこに座って、何を頼んで、いつお会計で、どこまでがマナーなのか。この記事では、書かれていない暗黙のルールも含めて、ご来店から退店までの流れを丸ごとお話しします。
行く前に、これだけは
- 基本、予約は必要です。 六本木のちゃんとしたラウンジは、ウォークインを受けないお店がほとんど。Telegram、お電話、メール、または各店の予約フォームから、できれば数時間前までにお取りください。
- 現金もカードもどちらでもOK。 基本はカードで大丈夫ですが、念のためお二人で4万円ほど現金を持っておくと安心です。
- 服装は普段着寄りで十分。 シャツや清潔感のあるニットがあれば困りません。高級店だとパーカー・短パンは浮きますが、カジュアルなラウンジなら全然問題なし。スニーカーもふつうにOKです。
- 身分証をお持ちください。 日本は夜のお店での年齢確認が厳しめ。提示をお願いされることがあります。
お店に入るとき
ラウンジは雑居ビルの上の階に入っていることが多く、入口は小ぶり。エレベーター横の案内板で階数を確認して、そのまま店舗の階までお上がりください。
ドアの前でスタッフがお名前を確認して、お部屋やテーブルにご案内します。座る場所は基本、お選びいただけません — スタッフが当日の状況に合わせて決めます。これはどのお店もそうなので、特別な意味はありません。
席についたら
LUNEのようなラウンジでは、ご予約のお時間中、お部屋まるごとお客様だけの空間です。他のお客様と相席になることはありません。お席に着いて1〜2分でキャストがやってきます。
キャストは交代制です。 LUNEを含めて多くのラウンジで、キャストは15〜20分ごとに各テーブルを回ります。これは1時間の中で何名かと話せるように、というお店側の設計で、自然と相性の合う方が見つかる仕組み。「このキャストにずっと付いてもらいたい」と思ったら、それが指名(しめい)です。キャストかスタッフにひと声お伝えください。別途、指名料がかかります。
お酒の作法
- ハウスドリンクは、ご滞在中ふつう飲み放題。 ビール、ハイボール、カクテル、ソフトドリンク、お水まで、お好きなものをどうぞ。
- キャストドリンクは別料金です。 キャストに「一緒に飲みませんか?」とご馳走する場合、1杯ずつ別料金。だいたいキャストから先に丁寧に聞かれることが多いので、断っても問題ありません。
- ボトルも別料金です。 ウイスキーやシャンパンのボトルはボトルメニューから。銘柄によって1万円〜10万円超まで幅があります。
- 自分のグラスより、相手のグラスに先に。 お客様がキャストに、キャストがお客様に注ぐのが日本式。自分のグラスを自分で満たさないのが基本です。
カラオケ(あるお店なら)
LUNEのように個室カラオケが付いているラウンジでは、マイクは「歌いたくなったら」のためのもの。お一人で歌っても、キャストと一緒でも、置いたままにしても自由です。タブレットから曲を選ぶ仕組みで、英語・日本語・中国語・韓国語の曲が入っているお店が多いです。
キャストがおすすめ曲を出してくれたり、一緒に歌ってくれたりもします。上手い下手はまったく関係ないので、気軽にどうぞ。
お会計
ご予約時間の終わりが近づくと、スタッフがそっと声をかけてくれます。延長したい場合は60分単位で同料金、というお店が多く、空きがあれば対応してもらえます。お帰りのタイミングで、お会計をお願いするだけ。
日本にチップ文化はありません。 テーブルに現金を置いて帰るのは逆にスタッフを困らせてしまうので、しまっておいてください。「請求書の金額がそのまま」が日本式です。
現金・カードどちらでもOK。お支払い後、キャストがエレベーターまで見送ってくれるのが、お決まりの締めです。
意外と知られていない、暗黙のルール
- キャストには触れないでください。 ここはラウンジで、風俗店ではありません。ボディタッチもキスも、軽いつもりでもNG。キャストはやんわり距離を取りますし、続く場合はスタッフが入ります。
- 個人の連絡先を聞くのもNG。 LINE、Instagram、電話番号など、ほとんどのお店で交換禁止になっています。
- キャストの写真撮影もNG。 スマホはポケットの中に。
- 泥酔した状態で来店するのは避けてください。 会話を楽しめる程度のしらふがちょうどいいくらい。あまりに酔っていると、丁寧にお断りされることもあります。
- 料金交渉はしません。 請求にわからない項目があれば、スタッフに内訳を聞けば説明してくれます。LUNEのように明朗会計のお店なら、そもそも驚くような金額にはなりません。
気持ちよく過ごすコツ
日本のラウンジをいちばん楽しんでいるお客様は、これを「お買い物」ではなく「ちょっとした社交の場」として使っています。キャストにフレンドリーに接して、相手のことも少し聞いて、東京に来た理由を話して、好きな曲を歌う。1時間は本当にあっという間です。
LUNEは個室3部屋限定なので、お一人お一人にスタッフがちゃんと向き合えます。急かさない、待たない、後乗せの請求もない、英語OKのチーム。お一人様 60分 ¥19,000、すべて込み。完全予約制です。終電を気にせずゆっくり過ごしたい方には、ぴったりの場所だと思います。
中に入って10分もすれば、「わからない」感覚はだいたい消えます。流れさえつかめば、東京の夜のなかでもいちばんリラックスできる過ごし方のひとつです。
